「先延ばし」を撃退する簡単な方法

どうも、Progrmmyの加地です。

普段の生活で、やらないといけないけど、なかなか取り掛かることができないことってないですか?

例えば、家事全般はやらないといけないことだけど、取り掛かるのってめんどくさいですよね。

洗濯したけど干すのが面倒だったり、食器洗いが面倒だったり、ごみ捨てに行くのが面倒だったり。

放っておけば家事が山済みで後で苦労する羽目に・・・。

他にはメールの返信を先延ばしにしてしまって、大事なメールの返信を忘れてしまっていた。などなど

その場ですぐにっておけば後で後悔しなかったのに、という経験が一度はあるかと思います。

そこで今回は、先延ばししてしまう原因と対処法についてお伝えしたいと思います。

また、参考にした書籍の紹介も最後にしておりますので、チェックしてみてください。

先延ばしの原因は「結果を実感できていない」から

あれこれ先延ばしにして、あとで苦労したときに、「こんなことになるなんて・・・。」と思っていませんか?

物事を先延ばししてしまっているときは、「結果が実感できていない」ことが多いです。

また、先延ばしせずに、今やってしまったときの結果についても考えてはいないでしょう。

例えば、夏休みの宿題

夏休みが始まって少しずつ計画的に宿題を進めていればよかったのに、

「まだあと1ヵ月以上もあるんだし、今日は宿題さぼっても大丈夫だろう」

と油断して8月末に大慌てで宿題をしたことはないですか?

宿題を先のばししてしまったときは8月末に慌てて宿題をする結果を予測できていません。

また、残りの日数でさぼった1日分の宿題をカバーするために、1日あたりどのくらい宿題の量が増えるかということも考えてはいません。

逆に、さぼらず宿題に取り組んだ場合、どのような結果になるのかも考えてはいないでしょう。

さらに言うと、1日の宿題の量を予定よりも少し多く取り組んだ場合、夏休み後半にどれくらいゆとりが生まれるのかということも考えてはいないと思います。

このように、「先延ばしの結果」が明確に見えていないため、今すぐ取り掛かることができず、先延ばししてしまいます。

物事になかなか取り掛かれないとき、まずは先延ばししてしまったときの結果を考えてみましょう。

これをやらなかった場合・やった場合それぞれを考えてみてください。

先延ばし撃退のための具体的行動

まずはリストアップから

まずは、何を先延ばししてしまっているのかを知る必要があります。

そこで最初にやるべきことは、先延ばしにしていることのリストアップです。

例で説明したような、「やらないといけないこと」だけではなく、

チャレンジしようとしてなかなか取り掛かれていない「やりたいと思っていること」や、

悪い習慣を改善するために「やめたいけどできていないこと」も一緒に書き出しましょう。

後で整理していくので、付箋1枚に1つ書いていくと良いです。

些細なことでも、思いつく限りたくさん書いていきましょう。

  • 早起きする
  • 禁煙禁酒に取り組む
  • 面倒な手続きを済ませる
  • 習い事を始める
  • 毎日のブログを書く
  • クリーニングをする

などなど、考え始めると意外とたくさん出てきて止まらなくなります。

優先順位をつける

次にやるべきは、書き出したことに優先順位をつけていきましょう。

「これとこれは絶対にやらないとまずいな」

「これは今すぐやらなくても困らないだろう」

などと考えながら、書き出したことを整理していきます。

ここで注意してほしいのは、優先順位の付け方を間違わないことです。

長年、なんとなく続けてきたことなので今更、やめることができないことを優先してしまったり、

既にコストがかかっているので、最後までやりきらないと勿体ない。

という考え方は一旦捨てましょう。

長年続けてきた習慣を今後も続けていい結果が得られるかどうかを今一度考えてみてください。

もしかしたら、もっと効率的な方法が見つかるかもしれません。

はたまた、全く無意味な習慣に時間を浪費する結果となるかもしれません。

コストについては、例えば英会話のレッスン料を支払ってしまったので最後まで通わないといけないと思いこまないことです。

英会話レッスンを受けて目標とするレベルの英語力が身につきそうにない場合は、潔くレッスンに参加するのをやめましょう。

お金は返ってこないかもしれませんが、あなたの貴重な時間は守ることができます。

その時間をうまく使えば、また別の結果につながります。

優先順位をつけるときは、必ず最終的にどのような結果が得られるかを基準にして決定しましょう。

実行の習慣作り

優先順位を付けたなら、あとは実行するのみです。

とはいえ、いきなり優先順位順にサクサク行動できれば、そもそもこの記事を読んでいないでしょう。

そこで、時間や回数などの制限を設けましょう。

ここで設定したい制限は「無理なくできる範囲」です。

勉強であれば、いきなり2時間勉強を目標に掲げると間違いなく失敗します。

最初は「勉強机に座る5分座る」「参考書を10ページめくる(読まない)」などの目標でかまいません。

取り掛かるのに抵抗がない範囲で続けられそうな目標設定にしましょう。

その目標を達成すれば作業をやめてもかまいません。

私は、トレーニングジムに行く目標を「更衣室でウェアに着替える」と設定をしていました。

ウェアに着替えてしまえば、そのまま運動を開始して結局3時間ほど運動をすることもあります。

逆に、ウェアに着替えたけど気分が乗らない場合は運動せずにシャワーだけで帰ることもあります。

この場合、目標はクリアしているので運動しなかった罪悪感にとらわれることはありません。

肝心なのは、行動を開始することを習慣化するための低い目標を設定することです。

時間管理の場合はポモドーロテクニックを使用することをオススメします。

ポモドーロとは作業時間と休憩時間をあらかじめ設定して、そのサイクル回すことを意味します。

例えば、作業時間25分・休憩5分の30分サイクルを繰り返し行うテクニックで、

1回の作業時間が物足りないと感じる時間に設定することで、もっと作業したいと感じるようになります。

人間は中途半端な状態で作業を放置することを不快に思うようになっています。

作業が一通り完了するまでポモドーロサイクルを回すことで結果的に長時間作業に取り組むことができます。

ポモドーロはスマホアプリで検索すればタイマーが見つかると思うので、ぜひ使ってみてください。

取り掛かりやすい環境を作っておく

取り掛かりの習慣化をするためのコツをもう1つお伝えしておきます。

それは、作業しやすい環境を常に整えておくことです。

例えば勉強をするなら、机の上が散らかっていると、勉強に取り掛かる気がうせてしまいます。

同じテーマの勉強を長く定期的に続けたいのであれば、その参考書とノートだけを机の上にひろげておいておきましょう。

こうすることですぐに勉強に取り掛かることができるようになります。

他には、勉強の時に音楽が流れていると効率が上がるという方は、ぜひ音楽を流して作業しましょう。

これにより、音楽を聴けば、勉強することが連想されて、音楽が勉強開始のトリガーとなることもあります。

私は、ジムに通うことを習慣化したかったので、常にカバンにトレーニングウェアとシューズを入れておきました。

「今日はなんだか調子がいいな」「ジムで体を動かしたいな」と思ったときにウェアやシューズがなくて運動する機会を逃さないためです。

勉強なども、今やりたいと思った瞬間にすぐに取り掛かれるように環境を整えてきましょう。

もう一度リストを見直す。

ここまでの取り組みで少しずつ先延ばしする癖が改善されてきたら、今一度リストを振り返ってみましょう。

再度優先順位を見直して、不要だと思うことは優先順位を下げましょう。

定期的にリストを見直すことで、先延ばしにしていたことを生活に取り入れるかどうかを考えます。

無駄なことをやめたことで、時間が生まれ、本当にやりたかったことや、やらないといけないことに取り組む時間が確保されます。

習慣化に成功した場合は、今の習慣を続けて得られる結果を再確認し、より良い結果が得られる方法がないかを考えてみましょう。

書籍の紹介

今回参考にした書籍をご紹介させていただきます。

すぐやるコツ すぐやめるコツで全部うまくいく!


どんな仕事も「25分+5分」で結果が出るポモドーロテクニック入門


まとめ

先延ばしを撃退する方法について説明しましたがいかがでしたか?

私は、結果どうなる?を意識するだけで、毎日時間を無駄にしていたということが見えてきて、今では先延ばしすることがほとんどなくなりました。

先延ばしで悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ結果を意識して、リストアップから始めてみませんか?

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